サンデー山口

▲左：山形由美　右：曽我大介

　山口県交響楽団（二井関成団長）は　、1955（昭30）年に創設、今年で60周年を迎えた。さまざまな職業を持つ約100人で構成。毎年12月の定期コンサートに加え、県内延べ300校以上の小中高校での演奏や、バレエ・オペラ・劇団との共演、野外コンサートなど多彩な演奏活動を続けている。さらに「日本語による第九演奏会」や郷土を題材にした交響詩「秋吉台」（岡田昌大作曲）の初演など、特色ある活動にも意欲的に取り組み、これまでに県芸術文化奨励賞や地域文化功労者表彰（文部科学大臣表彰）などを受賞している。18日には、元団長の神代祥男さん（85）が「長年団長を務め、地域文化の振興に貢献した」として、楽団に続いて地域文化功労者表彰を受賞した。
　12月6日（日）午後2時から、同団創立60周年記念演奏会が、市民会館（中央2）で開かれる。指揮者に東京ニューシティ管弦楽団正指揮者の曽我大介、フルート独奏に山形由美を迎える特別な演奏会だ。山形は、2千回を超える公演、「連想ゲーム」「サンデーモーニング」等のテレビ・ラジオ出演、講演、執筆等、来年のデビュー30周年を控えて幅広く活躍中。
　演奏曲目は、チャイコフスキー「序曲1812年」、モーツァルト「フルート協奏曲ト長調Ｋ」、ブラームス「交響曲第1番ハ短調」。1時の開場から開演までの間、ロビーコンサートも開かれる。
　入場料は、一般1500円、高校生以下」1千円で全席自由。チケットは、市民会館、ＹＣＡＭ、県庁職員会館売店、三好屋楽器店で購入できる。問い合わせは、秋本浩之さん（TEL080-5235-6556）へ。託児も可能。29日（日）までに申し込むこと。