サンデー山口

▲鎌田敏さん

　労働安全衛生法の改正によって今月1日から、労働者50人以上の事業場はストレスチェックの毎年実施が義務化。50人未満の事業場も、2年後には義務化される予定だ。背景には、精神疾患患者の増加がある。その数は320万人を超え、がん患者の2倍以上。糖尿病の患者数よりも多いことになる。
　10日（木）午後1時半から3時半まで「山口市こころの健康づくり講演会」が開かれる。会場は、山口県総合保健会館（吉敷下東3）。
　メーンの講演は「こころ元気研究所」の鎌田敏所長が「こころを元気にするストレス対策～ストレスケアで心のパワーを高めよう！」の演題で担当する。「楽しく、わかりやすく、ためになる！ 90分も“アッ”という間の元気講演！」がモットーで、年間180回以上「みんなが笑顔になる参加型講演」を、全国各地に届けている。
　また、山口市職員による「森林セラピー～森はつながりをとり戻す場」の事例紹介もされる。
　入場は無料だが、事前申し込みが必要。希望者は、主催の山口市保健センターへ、電話（TEL083-921-2666）かファクス（氏名、年齢、電話番号を明記し、FAX083-925-2214）で。手話が必要な人は、その旨も伝えること。