2015年12月09日
12・13日 日本統合医療学会が市民会館で 無料の「市民公開講座」も
医学における「対症療法」と「原因療法」。この両者の特性を最大限に生かし、一人一人の患者に最も適切な「オーダーメード医療」を提供しようとするのが「統合医療」だ。現代医療に加え、漢方などの東洋医学、アロマセラピー、音楽セラピー、フラワーセラピーなど補完医療を行うもので、欧米では40年以上の歴史がある。日本では、約20年前から本格的な活動が始まった。
第19回日本統合医療学会(柴田眼治大会長)が、12日(土)と13日(日)、山口市民会館(中央2)をメーン会場に開かれる。(一社)日本統合医療学会には、約2千人が所属しており、この両日には全国から会員が集い、講演、シンポジウム、ワークショップ、ランチョンセミナーなどのプログラムに参加する。
われわれ山口市民も聴講することのできる「市民公開講座」も、2講座設けられた。入場は無料。
一つ目は「満ち足りた毎日を送るための食習慣-『食』にまつわる健康情報を検証する」で、12日午後5時から6時半まで。講師は、アリゾナ統合医療センターのヴィクトリア・メイズ所長。「これを食べるとやせる」「あれを食べると病気にならない」など、食にまつわる情報はちまたにあふれている。「何を食べるか」という問題が、現代ほど複雑化した時代はなかった。食事は健康のためだけにするものではなく、人生の「よろこび」であり「生命力の源」。最新の医学データをもとに、近年の食に関する健康情報を検証し、日々の食事を通じてより幸福になれるような「正しい食べ方」が伝授される。
二つ目は、「心の国造り-先人に学ぶ人間愛」で、13日午後1時半から3時半まで。第1部は「花燃ゆの時代-吉田松陰の門下生」の演題で、萩博物館特別学芸員の一坂太郎さんが話す。座長は山口県医師会の小田悦郎会長。第2部は「心と魂を考える-人間性と仏性」の演題で、法相宗大本山薬師寺(奈良市)の山田法胤管主が講演する。座長は、阿岸鉄三同学会最高顧問が務める。
問い合わせは、同大会事務局(柴田病院内、TEL083-941-5016)へ。
第19回日本統合医療学会(柴田眼治大会長)が、12日(土)と13日(日)、山口市民会館(中央2)をメーン会場に開かれる。(一社)日本統合医療学会には、約2千人が所属しており、この両日には全国から会員が集い、講演、シンポジウム、ワークショップ、ランチョンセミナーなどのプログラムに参加する。
われわれ山口市民も聴講することのできる「市民公開講座」も、2講座設けられた。入場は無料。
一つ目は「満ち足りた毎日を送るための食習慣-『食』にまつわる健康情報を検証する」で、12日午後5時から6時半まで。講師は、アリゾナ統合医療センターのヴィクトリア・メイズ所長。「これを食べるとやせる」「あれを食べると病気にならない」など、食にまつわる情報はちまたにあふれている。「何を食べるか」という問題が、現代ほど複雑化した時代はなかった。食事は健康のためだけにするものではなく、人生の「よろこび」であり「生命力の源」。最新の医学データをもとに、近年の食に関する健康情報を検証し、日々の食事を通じてより幸福になれるような「正しい食べ方」が伝授される。
二つ目は、「心の国造り-先人に学ぶ人間愛」で、13日午後1時半から3時半まで。第1部は「花燃ゆの時代-吉田松陰の門下生」の演題で、萩博物館特別学芸員の一坂太郎さんが話す。座長は山口県医師会の小田悦郎会長。第2部は「心と魂を考える-人間性と仏性」の演題で、法相宗大本山薬師寺(奈良市)の山田法胤管主が講演する。座長は、阿岸鉄三同学会最高顧問が務める。
問い合わせは、同大会事務局(柴田病院内、TEL083-941-5016)へ。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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