2016年01月01日
医療特集 1年を健康に過ごすために… 症状別・対処ガイド
1年を健康に過ごせれば、充実した生活を送ることができる。だが、人はいつ体調不良になるか分からない。自分や家族の身体に何かが起こった時、どう対処するのがよいのか、次に具体的な症状別にまとめてみた。なお、不調を感じたり、それがひどい場合には、2面以降のインデックスを参考に、かかりつけ医などの医療機関を受診すること。
上半身の不調
【胃痛】市販の胃腸薬を使用(使う薬は薬剤師と相談すること)。胃もたれだけでなく胃酸過多での不調の場合もある。
【吐き気・おう吐】吐き気のある時は、体の右を下にして横になる。飲食物などは口にしない。吐しゃ物は、感染防止のため手袋やマスクを着用し、塩素系漂白剤や消毒液を利用して取り除く。激しい腹痛や頭痛を伴う場合はすぐに受診を。
【目のかゆみ、鼻水・鼻づまり】市販や処方された目薬でかゆみを抑える。手・顔・目・鼻を洗い、うがいをする。なお、2016(平成28)年の山口県の花粉飛散量は、平年に比べて少ない予想(日本気象協会調べ)。
下半身の不調
【腹痛(下痢)】楽な姿勢を取り、腹部を温める。反時計回りに5分くらいなでる。痛みや違和感が長引く場合はできるだけ早く受診を。
【腰痛】急な腰痛(ぎっくり腰)は、横向きで寝るなど腰に負担のかからない姿勢で痛めた腰を10分程度冷やす。無理をすると長引く恐れがあるので3日間は安静に。
全身の不調
【発熱】熱の上がり始めは、体を冷やさないよう着衣や布団などで調節。汗をかいたら着替え、水分を取ることも大切だ。夕方に熱が上がり朝に下がる場合、細菌感染症の可能性があるので早めに受診を。
【骨折・ねんざ】骨折は、クッションなどで折れた個所を固定し、心臓より高い位置に保つ。ねんざは、痛い部分を15分ほど冷やす。痛みや腫れがひどい場合はすぐに病院で手当てを受ける。
乳幼児・児童の症状対処法
乳幼児・児童の病気には、子ども特有の症状があり、対処法も大人とは異なる点があるので、注意が必要だ。
【おう吐】経口補水液などを少しずつ与える。かんきつ系や乳製品は与えてはいけない。ロタウイルスやノロウイルスによる感染性胃腸炎の可能性もあるので注意。
【発熱】湯冷まし、子ども用イオン飲料で水分補給を。乳児の場合は、母乳やミルクを欲しがるだけ与える。なお、子どもの平熱を知っておくことが大切だ。発熱と同時にけいれんが出たら、すぐに受診すること。
【腹痛・下痢】腹部が張っていないか、1カ所だけを痛がらないか確認。「の」の字を描くように、おなかを優しくマッサージする。なお、元気な時のうんちの状態を知っておけば下痢かどうかの判断がつきやすい。
【けいれん】まずは慌てず目の動きや手足の曲げ伸ばしができるかなどを観察。大声で声を掛けたり、揺すったりはしないこと。平らな場所に移動し、衣服を緩める。おう吐の可能性もあるので、横向きに寝かせる。
上半身の不調
【胃痛】市販の胃腸薬を使用(使う薬は薬剤師と相談すること)。胃もたれだけでなく胃酸過多での不調の場合もある。
【吐き気・おう吐】吐き気のある時は、体の右を下にして横になる。飲食物などは口にしない。吐しゃ物は、感染防止のため手袋やマスクを着用し、塩素系漂白剤や消毒液を利用して取り除く。激しい腹痛や頭痛を伴う場合はすぐに受診を。
【目のかゆみ、鼻水・鼻づまり】市販や処方された目薬でかゆみを抑える。手・顔・目・鼻を洗い、うがいをする。なお、2016(平成28)年の山口県の花粉飛散量は、平年に比べて少ない予想(日本気象協会調べ)。
下半身の不調
【腹痛(下痢)】楽な姿勢を取り、腹部を温める。反時計回りに5分くらいなでる。痛みや違和感が長引く場合はできるだけ早く受診を。
【腰痛】急な腰痛(ぎっくり腰)は、横向きで寝るなど腰に負担のかからない姿勢で痛めた腰を10分程度冷やす。無理をすると長引く恐れがあるので3日間は安静に。
全身の不調
【発熱】熱の上がり始めは、体を冷やさないよう着衣や布団などで調節。汗をかいたら着替え、水分を取ることも大切だ。夕方に熱が上がり朝に下がる場合、細菌感染症の可能性があるので早めに受診を。
【骨折・ねんざ】骨折は、クッションなどで折れた個所を固定し、心臓より高い位置に保つ。ねんざは、痛い部分を15分ほど冷やす。痛みや腫れがひどい場合はすぐに病院で手当てを受ける。
乳幼児・児童の症状対処法
乳幼児・児童の病気には、子ども特有の症状があり、対処法も大人とは異なる点があるので、注意が必要だ。
【おう吐】経口補水液などを少しずつ与える。かんきつ系や乳製品は与えてはいけない。ロタウイルスやノロウイルスによる感染性胃腸炎の可能性もあるので注意。
【発熱】湯冷まし、子ども用イオン飲料で水分補給を。乳児の場合は、母乳やミルクを欲しがるだけ与える。なお、子どもの平熱を知っておくことが大切だ。発熱と同時にけいれんが出たら、すぐに受診すること。
【腹痛・下痢】腹部が張っていないか、1カ所だけを痛がらないか確認。「の」の字を描くように、おなかを優しくマッサージする。なお、元気な時のうんちの状態を知っておけば下痢かどうかの判断がつきやすい。
【けいれん】まずは慌てず目の動きや手足の曲げ伸ばしができるかなどを観察。大声で声を掛けたり、揺すったりはしないこと。平らな場所に移動し、衣服を緩める。おう吐の可能性もあるので、横向きに寝かせる。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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