サンデー山口

　2003（平成15）年5月にスタートした本紙第2水曜掲載のコーナー「えほんのとびら」が、昨年10月に150回の節目を迎えた。そこで、同コーナーの101回から150回にかけて紹介された50冊を振り返る催し「『えほんのとびら』の絵本を開こう！」が、14日（日）午後2時から4時まで、山口県立山口図書館（山口市後河原）第2研修室で開かれる。山口市立中央図書館友の会「トネリコ」の主催で、参加無料。会場には、紹介された絵本の現物が並び、実際に手に取ったり、感想など情報交換できる。
　「えほんのとびら」は、国内外の絵本を紹介する人気コーナーだ。「山口市子どもと読書ネットワーク“ぶどうの木”」代表で、トネリコ事務局も務める中村佳恵さんが執筆を担当する。また、トネリコ（TEL083-920-0311）は2003（平成15）年に設立。図書館のおもしろさを伝える活用講座や学習会などに取り組んでいる。名称は、同館中庭にあるシマトネリコの木に由来。寒暖に耐えて根を張る丈夫な木であることから、会の発展を祈念して命名された。