サンデー山口

▲看板が下ろされる前のヤマコー

　前身の萬代醤油店から数えると220年以上の歴史を持つ老舗企業「ヤマコー」（山口市下竪小路）が、23日に営業を終えた。
　萬代家がしょうゆ業を始めたのは寛政年間。1921（大正10）年に同醤油店を中心に、十数社が合併して「山口醤油」が設立された。その後、1965（昭和40）年に「ヤマコー醤油」、1980（昭和55）年に「ヤマコー」へと改名。しょうゆ以外にも、かつおだし「なんでもござれ」等を開発し、サンデー山口紙上でも、同商品を使ったアイデアレシピの募集コーナーを、1989（平元）年ころに連載していた。
　同社の商品ライセンスは、ヤマカ醤油（下関市）へ事業譲渡。これからも、これまで同様スーパーなどで購入できる。