サンデー山口

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　まだ知られていない山口県内の観光地や食、特産品などの発掘と、山口県外への情報発信をするために設けられた山口支店の初代支店長に就任した。「営業業務を担う広島支社より近い立場で、地域と連携し、観光客の誘致につなげたい」と意気込む。レノファ山口ＦＣを応援しようと、ラッピング列車も企画。4月3日から山口線を中心に運行されている。
　来春デビューのトワイライトエクスプレス「瑞風」は、中国地方を巡り、山口県の魅力を伝える。「車内で伝統工芸品の展示や、地元食材を使った料理を提供。走る見本市です」と話す。2017（平成29）年9～12月には、全国に向けての「デスティネーションキャンペーン」も待ち構える。
　情報は足で稼ぐという。「先日、新山口駅から瑠璃光寺まで歩きました。約4時間の歴史散策」と笑顔を見せた。

1973（昭和48）年10月、鳥取市生まれ。慶應義塾大商学部を卒業後、1996（平成8）年4月西日本旅客鉄道（ＪＲ西日本）入社。下関を皮切りに広島、大阪、東京などで勤務後、今年1月、初代山口支店長に就任。妻と二男を大阪に残し、初の単身赴任中。