サンデー山口

▲昨年の演奏会

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　「高校生でここまで!?」と驚かれるほどの音色を奏でる山口中央高フィルハーモニー管弦楽団の第18回定期演奏会が、5月4日（水・祝）午後1時半から、山口市民会館（山口市中央2）である。
　メーン楽曲は、ブラームスの交響曲第1番。着想から完成まで21年という歳月を要した、約47分の労作だ。ソロバイオリンが聴き所のひとつ。
　交響詩「死の舞踏」（サン＝サーンス）は、7月の山口県学校合奏コンクールでも演奏予定の楽曲。
　ゲストには、今年同高を卒業したピアニスト・石田成香を迎える。15歳から中村紘子に師事している彼女は、テレビ「題名のない音楽会」に出演するなど活躍中。「石田成香応援リサイタル」も、山口市内で定期開催されている。グリーグ「ピアノ協奏曲」を演奏する。
　泉本汐音実行委員長は「昨年秋から練習を始め、3月には3日間強化合宿。前日にも会場を貸し切り、万全の状態で演奏します」と話し、新保沙絵副実行委員長は「お客様を感動に包み込みたい」と意気込む。また、「昨年の約50人から33人と人数が減った分、一人一人の責任は重大。自覚をもって臨みたい」と河本萌依事務局長。
　入場には500円の整理券（中学生以上）が必要。同館、ＹＣＡＭ、三好屋レコード店、サンパークあじす、同校などで前売り購入できる。問い合わせは、今津隆裕副顧問（TEL083-922-0032、平日午前8時半～午後5時）へ。当日券も販売される。