サンデー山口

▲初日には大山が作品解説した

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　やまぐちアーティスト支援「グラフィック 2016」展覧会が、秋吉台国際芸術村（美祢市秋芳町、TEL0837-63-0020）で開かれている。萩市出身の大山龍（39）を中心に据えた催しで、6月4日（土）まで。時間は午前10時から午後5時。入場無料。
　大山は、昭和薬科大で制作の基盤となる化学、有機化学、生物学、毒性等を学び、それらの知識を用いた生物化学アート作品を造り続けている美術家。ドイツ・ベルリンを拠点に、主に欧州と日本で活動している。昭和薬科大、金沢美術工芸大、国立カールスルーエ美術大（ドイツ）卒。
　本展示は、大山と現地作家6人が参加し、イギリス、ドイツ、ノルウェーで開催されてきた企画展。日本初上陸で、今回の展示には日本人アーティスト、古堅太郎、福田恵、浮須恵の3人も、新たに加わっている。会場には、リトグラフ（版画）、洋服を用いた作品、映像作品など、全14点が並ぶ。