サンデー山口

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　国指定天然記念物のゲンジボタルが一の坂川を乱舞する時季に設定される「ほたる観賞ウイーク！」は、あす5月28日（土）から6月5日（日）まで。初日のあすは「ほたる祭り」と題され、多くの催しが開催される。
　山口ふるさと伝承総合センター（山口市下竪小路）では、午後4時から毎年人気の陶器即売会。加えて、ゲンジボタル飼育ビデオ放映、大殿小児童による作品展示、ランプシェード展示、お茶席、出来たてメロンパン販売などがされる。
　同センターから琴水橋までの路地は、竹灯ろうが並ぶ「ほたる回廊」に。「やすらぎの縁台」も5台設置される。実施主体は、おおどのコミュニティ協議会。
　大勢の人でにぎわうバザー・露店コーナーは、一の坂川多目的広場に加え、一の坂川交通交流広場にも設けられる。大殿春秋会による焼き鳥やうどん販売は、毎回早々に売り切れる人気だ。
　Ｃ・Ｓ赤れんが前芝生広場には、初参加の白石ふるさとまつり実行委員会による休憩所・お茶席が用意される。さらに、第3回山口市景観賞「山口市景観写真コンテスト」の表彰式も6時半からあり、作品も展示される。
　周辺道路は、午後6時から10時まで交通規制される。臨時駐車場は山口県立図書館と山口県庁周辺に、臨時駐輪場も亀山公園ふれあい広場とふるさと伝承総合センターに設けられる。
　問い合わせ先は、平日が山口市観光交流課（TEL083-934-2810）で、土・日曜が同センター（TEL083-928-3333）。
　「大殿ホタルを守る会」によると、23日のホタル発生数は216匹、雨天の24日は115匹だった。岡田勝栄事務局長は「例年6月に入ると1千匹以上乱舞するが、昨年は380匹止まりだった。今年はどうなるか、じっくり把握したい」と話す。午後8時ごろから光り始め、8時半から9時が見ごろ。