サンデー山口

▲坂本昌穂さん

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　「炎のストッパー」と呼ばれた津田恒美投手の恩師である坂本昌穂さんが「経営者のための人材育成術」のテーマで講演する会が、6月6日（月）午後3時55分から5時20分まで、ホテルニュータナカ（山口市湯田温泉2）で開かれる。聴講は無料だが、主催の山口法人会（TEL・FAX083-922-1680）への申し込みが必要。締め切りは同1日（水）で、定員は80人。
　坂本さんは、南陽工高野球部監督として、1978（昭和53）年に春・夏の甲子園に連続出場。津田投手の活躍もあり、春はベスト8にまで進出した。光高に移ってからは、1993（平成5）年と1994（平成6）年の2年連続で、夏の甲子園に出場。38年間にわたる教員生活の中、津田投手や吉本博捕手（元西武ライオンズ）ら、一流の野球選手を育ててきた。「弱気」の出てくる津田投手には、精神安定剤だと偽り、小麦粉を渡したことも。2007（平成19）年には、日本高校野球連盟から「高校野球育成功労賞」を受賞。2007（平成19）年からの5年間は周南市教育長を、現在は三宅商事で顧問を務めている。「人生意気に感ず」が座右の銘。
　講演では、津田投手との出会いから別れまでや、「優しさ」「自信」による若手育成のコツ、強固な組織づくりなどについて聴くことができる。