2016年06月11日
78組・156人が全国大会 ご当地卓球、湯田温泉で

▲多彩なコスプレで熱戦

▲ラケットは5種類

▲山口市の特産品PRも
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6月5日、湯田温泉の西の雅常盤で「第4回ご当地温泉卓球全国大会」が開かれ、コスプレに身を包んだ選手らが、熱戦を繰り広げた。主催は、北海道・まっかり温泉、兵庫県・こんだ薬師温泉、高知県・馬路温泉、長崎県・雲仙温泉、佐賀県・嬉野温泉、熊本県・黒川温泉、湯田温泉の7温泉地でつくる「ご当地温泉卓球振興協議会」。
まず、宮川和也大会実行委員長が開会宣言。続いて、渡辺純忠市長と湯田温泉旅館協同組合の西村正伸副理事長が、全国からの参加者に対して歓迎あいさつをした。選手宣誓は、湯田温泉スリッパ卓球大会に5回連続参加している北海道・まっかり温泉の本間亨さんが担当。「頑張ろう!」と、参加者を勢いづけた。
試合は、協議会に加盟する各温泉地で使用されるラケットを使用して行われた。すなわち、スリッパ、風呂桶、木うちわ、鍋ぶた、入湯手形の5種類を、2点取るごとに交換しながら勝負。全国各地からペア78組が参加し、予選リーグと決勝トーナメントで競われた。
優勝は「最後の1点を取った方が勝ち」という状況で、「チーム長門湯本温泉A」の安藤健介・田中雄二ペア(長門市)が勝ち取った。雲仙温泉で開かれた昨年の第3回大会に続いての連覇だ。準優勝は「山下スリッパクラブC」の長尾佳昭・増田恵子ペア(美祢市)。今年4月の湯田温泉大会(3位)では安藤ペアを下していたが、今回はリベンジされた。3位は、「チーム長門湯本温泉B」の林龍之介・小倉雅也ペア(長門市)と、「奥山チーム」の奥山郁夫・奥山陽介ペア(兵庫県篠山市)。親子の奥山ペアは、風呂桶を使用した地元・こんだ薬師温泉「桶ット卓球」のチャンピオンだ。
会場には、各温泉地のPR・物販ブース、山口市の特産品(ふるさと納税)PR・物販ブースも設置。被災地の黒川温泉を支援する募金箱や、リオ五輪に向けた石川佳純選手への応援寄せ書きコーナーも置かれた。試合の合間には、各温泉地のPR&プレゼント抽選会や、黒川温泉ご当地バンド「K-ON部」による演奏も披露された。
来年の第5回大会は、震災からの復興を祈念して、黒川温泉で開催される。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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