サンデー山口

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　6月3日付で山口市シルバー人材センター理事長に就任。「これまでの職歴で得た経験を何らかの形で役立て、貢献できればという思いが動機として一番強かった」と話す。
　同センターは1985（昭和60）年の設立以来、60歳以上の高年退職者がそれぞれの経験や技能を生かして活動できる場を提供している。現在の会員数は1240人で、パソコン講習や事務などの業務だけでなく、街路や公園の美化といったボランティア活動にも取り組む。
　「社会に参加し、地域の役に立ちたい、健康のために汗を流したいと思っているけれど、どこに行けばいいかと悩んでいる人は、どうぞ相談に来てください。専門の職員が親身に話を聞きます」
　山口市役所勤務時代は、ソフトボール部に所属。「今は活動していないが、当時のメンバーと年に1、2回開く食事会が楽しみ」と笑顔を見せる。

旧阿東町出身の65歳。1969（昭和44）年に徳佐高校を卒業後、山口市役所に入庁。教育委員会、山口市市民課、宮野地域交流センター所長を経て、2011（平成23）年から山口市社会福祉協議会の専門員を務めていた。趣味は、休日に野菜作りをすること。