サンデー山口

▲原川力選手

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　ともに1993（平成5）年生まれの久保裕也選手（ＢＳＣヤングボーイズ）と原川力選手（川崎フロンターレ）。鴻南中同級生そろってのリオデジャネイロ五輪サッカー日本代表選出は、地元・山口で大きな話題となった。
　先日、多忙な中、原川選手が1日だけ帰山。サンデー山口の単独取材に応じてくれた。
　まず、1日に代表に選出され「最初は、正直ホッとした。今は責任も感じ、あらためて『やらなければいけない』という引き締まった気持ちの方が大きくなった」と話す。チームについては「手倉森監督もずっと、『五輪メダル獲得』という目標を掲げてきた。選手全員同じ気持ちを持っており、そこに向けていい準備をしていきたい」。また、「個人的には、同世代の世界クラス選手と試合するのが初めてなので、自分の『現在地』を知る意味でも、いい経験になると思う」という。
　山口市民に向けては「予選時から久保選手とわたしの姿を見て、地元の皆さんが盛り上がり、喜んでくださっていたと聞いている。生まれ育った地でもあり、いろいろな方にお世話にもなっているので、試合での姿で恩返ししたい」とコメント。
　日本は、1次リーグＢ組に入った。スウェーデン、コロンビア、ナイジェリアと対戦する。初戦のナイジェリア戦は8月5日（金）午前10時、続くコロンビア戦は8月8日（月）午前10時、3戦目のスウェーデン戦は8月11日（木・祝）午前7時（すべて日本時間）にキックオフされる。
　原川選手は「オリンピックのような世界舞台は初めてだが、Ａ代表やヨーロッパのビッグクラブからお声がかかるような活躍ができれば。そのためにも、努力をし続ける」と未来を見据えている。