2016年07月27日
2015年山口県内観光客、過去最高を更新 山口市へは467万人が訪問

▲ジャンボリーも観光客増に貢献
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山口県は、2015(平成27)年の山口県内観光客数が3139万6301人(前年比239万1732人増)で、過去最高だった2014(平成26)年の2900万4569人を超え、過去最高を更新したと発表した。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」放送、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録、「Mine秋吉台ジオパーク」の日本ジオパーク認定、第23回世界スカウトジャンボリーの開催等をその理由にあげている。また、宿泊者は484万7160人だった。
そのうち、山口市の観光客数は467万592人(同35万7805人増)。内訳は、宿泊が89万7202人(同5万1442人増)で、日帰りは377万3390人(同30万6363人増)。どちらも、過去10年間で最高を記録した。その要因には、山口県全体での理由に加え、「狐の足あと」開館、ねんりんピック開催、夏場を中心におおむね天候が良好だったことなどがあげられている。ちなみに、湯田温泉は91万4965人(同5万409人増)、香山公園は52万7559人(同8万1138人増)、SLやまぐち号は4万7979人(同1万4345人増)。また、ジャンボリー効果もあり、外国人観光客数は、6万7785人(同4万1521人増)と約2.6倍になった。
山口県内を市町別に見ると、観光客数トップは下関市で667万7828人(同11万3414人減)、2位は山口市だ。以下、③岩国市・311万4875人(同14万4518人増)④萩市・306万5999人(同76万4945人増)⑤防府市・221万9808人(同35万3475人増)⑥美祢市・161万3227人(同22万2219人増)⑦周南市・154万1243人(同2万5846人増)⑧宇部市・135万9630人(同29万1551人増)⑨長門市・120万4928人(同5万3196人増)⑩周防大島町・97万9677人(同4万3162増)⑪山陽小野田市・97万5492人(7482人増)⑫光市・91万177人(同4万6114人増)⑬柳井市・90万691人(同2万8198人減)⑭下松市・62万7802人(同2万6744人減)⑮ 上関町・37万7864人(同19万7835人増)⑯田布施町・37万1926人(同1043人減)⑰阿武町・36万9396人(同4万3652人増)⑱平生町・21万819人(同7467人増)⑲和木町・20万4327人(同1864人増)となっている。
また、山口県外客と県内客の割合を見ると、宿泊者は71.4%(約346万1千人)が県外で、県内は22・9%(約111万人)。観光客全体では、逆に県内が58.7%(1841万7千人)、県外が41・3%(約1297万9千人)だった。一方、外国人は、観光客数が22万5233人(同10万1464人増、全体の0.7%)、宿泊者数が10万9410人(同5万2740人増、全体の2.3%)だった。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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