サンデー山口

▲約2000発が夜空を染める

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　8月8日（月）に陸上自衛隊山口駐屯地（山口市上宇野令）グラウンドで「音楽と花火の夕べ」が開催される。宮野商工振興会と同駐屯地（TEL083-922-2281）の共催で、今年で34回目。
　同駐屯地は、午後5時から一般開放。戦車や装甲車といった自衛隊車両、熊本地震被災地救援写真等の展示がされる。また、飲み物や焼き鳥、焼きそばなどの屋台や模擬売店も軒を連ね、お祭り気分も味わえる。
　メーンステージは5時半から。「山口県立大よさこい部　奄美連合萩組」「下関市立大よさこいダンスサークル　震」によるよさこい演舞、中村女子高吹奏楽部と同駐屯地音楽隊の合同演奏、山口維新太鼓、昭和ポップスバンドＡＫＥ5、清流光神ハクジャオーのステージが披露される。
　花火は8時半に打ち上げ開始。周囲に水が無く、山に囲まれた盆地で打ち上げられる花火は珍しく、音響効果も抜群。観客席のすぐそばで打ち上げられるので、迫力も満点だ。約2千発が夜空を鮮やかに染め、ＢＧＭのリズムに合わせて打ち上がるスターマインや仕掛け花火なども見もの。
　この花火大会は、不況で予算が減り、一時縮小傾向になっていた。だが、2011（平成23）年から宮野地域の一般家庭からも協賛金が集められ、以降内容の充実も図られている。矢冨洋司同振興会長は「地域の皆様や地元企業のご協力によって34回目を迎えることができた。今後も末永く続けていきたい」と話す。
　会場周辺は交通規制あり。雨天の場合は、8月9日（火）、10日（水）、26日（金）と順延される。