サンデー山口

▲コンサートは各日2回



実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　ライトアップされた瑠璃光寺五重塔と約1千個のキャンドルによって幻想的な世界がつくり出される「山口ゆらめき回廊」が、18日（日）と19日（月・祝）に香山公園（山口市香山町7）で開かれる。時間は、午後6時半から9時まで。雨天中止。
　両日とも、午後7時からと8時半から30分間、同公園内「満月の庭」でコンサートが催される。初日は、林満理子さんがクラシックの名曲や日本の歌曲を歌い上げる。2日目は藤澤由一さんが、2千年以上前にペルシャで生まれた打弦楽器・ハンマーダルシマーで、日本の風景を描き奏でる。
　さらに、18日の午後5時半から8時まで、茶道裏千家淡交会山口青年部による抹茶と和菓子の接待「ゆらめきの灯り茶会」が、露山堂周辺である。一席500円。
　主催のＮＰＯ法人大路小路まち・ひとづくりネットワーク（TEL083-920-9220）は、「心地よい秋の夜風に吹かれながら、ゆらめく灯りと音楽の調べをお楽しみください」と、来場を呼びかけている。

「リバーナイト」も

　香山公園から徒歩10分の一の坂川（山口市後河原）では、9月18日午後6時から9時まで、「アートふるリバーナイト」も開催される。
　これは、毎年秋に同地で開催される「アートふる山口」の関連イベントとして、2003（平成15）年にスタートした催し。
　上下2カ所にキャンドルの灯る約1千本の竹灯ろうが、鴻東橋から琴水橋までの河原にズラリと並ぶ。秋の夜の一の坂川が、幻想的な“光の川”へと変身する。