サンデー山口

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愛用のギターと共に30年以上
鍛えた指先はお菓子作りにも役立つ

　指の力が音質を左右するギター。弦を押さえる指先で繊細な菓子を作る和菓子処「涼の郷」の寺内和男さん（50代男性）に聞きました。

　小5のとき、自宅に下宿していた大学生にクラシックギターを教わったのがきっかけ。13歳で曾祖母に買ってもらったギブソン・レスポールや20歳で購入したフェンダーは今でも愛用しています。いずれもアメリカ製でスケールが長く扱いにくい面もある分、うまく弾けた時は喜びもひとしお。
　少し練習しないでいると指が動かなくなる反面、指先が鍛えられるので本職のお菓子作りにも役立ちます。弾いているとあっという間に時間が過ぎ、コードを覚えれば一生付き合えるのが魅力。昔の仲間に声をかけるものの、仕事もあるので協演はなかなか実現せず、少し寂しい。