サンデー山口

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雅楽で使う管楽器の一つ龍笛。その音色は「舞い立ち昇る龍の鳴き声」と例えられる。

　和楽器の横笛全般の原型・先祖であるとも考えられている龍笛。その美しい音色にハマっている網屋雅代さん（40代女性）に、魅力を聞きました。

　今年8月に友達同士で会話した時に「和楽器でＪポップなどが演奏できたら素敵」という話題に。それなら私は、テレビでよく見ていた篠笛を演奏したいと思いました。
　その後、朝田神社の宮成宮司から「雅楽の練習を見に来ないか」と誘われ、そこで出会ったのが、篠笛に似た龍笛。速攻で、習うことを決めました。
　雅楽には五線譜はなく、旋律を歌にした「唱歌」と指使いを表す記号で演奏します。まずは唱歌を暗記するまで歌いこみ、それから吹き方を習います。習い始めてまだ3カ月ですが、将来、龍笛仲間を増やし、人前で雅楽の演奏会をするのが目標です。