サンデー山口

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不便だからこそ、工夫することで得られる贅沢

　古民家改装や畑作りなど、自分で作り上げていく「自給自足生活」にハマっている山根賢三郎さん（30代男性）に、思いを聞きました。

　都会でのサラリーマン生活に疲れてしまい、リタイア。その後バックパッカーとして世界中を旅していた際にタスマニアで、自給自足生活をしている日本人と知り合いました。自分も、同じように自由で楽しい生き方をしたいと思い、2015（平成27）年3月に帰国。地元・山口で空き家を探し、同年6月から自給自足生活を送っています。最初は人の手も借りましたが、今では家の改装や畑作りなど、自分一人で何でもこなせるようになりました。
　お金と知識とは「対極」にあると感じます。工夫することで得られる贅沢さは、お金ではけっして買えないですね。