サンデー山口

▲マリア・ルビオさん・ホルヘ・ガルエさん

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　山口市に約5年間居住したスペイン出身のホルヘ・ガルエさんが、今月いっぱいで山口県外に転居する。そこで、山口・スペインナバラの会（小林真人会長、TEL090-3747-8389）は、同じくスペイン出身の山口県国際交流員のマリア・ルビオさんとガルエさんによる共同講演会を企画した。聴講は無料。
　開催日時は3月18日（土）午後2時から4時までで、会場は山口県政資料館（山口市滝町1）。演題は「多民族国家スペイン」で、①世界に開かれた国スペイン②独裁政権が終わり、民主化が始まった75年から現在までの社会的変容③政府の移民政策④移民・多民族社会を代表するホルヘの故郷フエンラブラダ市の紹介⑤ホルヘとマリアの異文化の経験・日本での生活、について話す。プロフィルは次の通り。
　ガルエさん＝ベネズエラや英国等5カ国の在住経験あり。米国の高校卒業後、スペインのマドリード自治体大で英語学科及び東アジア研究学科の学士号を取得。マドリード市にて外国語塾を立ち上げた後来日し、3年間山口県国際交流員として、その後山口県立大学に勤務。▽ルビオさん＝ビジャビシオサ市出身で、ガルエさんと同じくマドリード自治体大東アジア研究科卒。フランスと日本への留学経験があり、英語翻訳・スペイン語教師の有資格者。2014（平成26）年8月から山口県国際交流員。