サンデー山口

▲70年近く愛される「Ｙチェア」

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　1908年に創業したデンマークの家具メーカー「カール・ハンセン＆サン」は、49年にハンス・Ｊ・ウェグナーがデザインし、70年近くも世界中で愛され続けているダイニングチェア「Ｙチェア」などで世界的に有名だ。だが、山口県内での認知度は著しく低い。
　そこで、同社の商品を紹介する展示「Ｙチェアのある暮らし」が、トラスファクトリー（山口市三の宮1、TEL083-929-3555）で開かれている。4月30日（日）までで、月曜は休み。
　会場には15点が展示。ウェグナーの作品を、歴史や製作過程とともに知ることができる。さらに、仕様の異なる6種類のＹチェアも並び、実際に座ることもできる。
　「デザイナーズチェアは高級品のイメージがありますが、Ｙチェアはウェグナーの意思により、（価格的にも）日常使いの椅子としてデザインされました。『椅子の中の椅子』と称されるＹチェアに、ぜひ触れてみてください」と主催者。