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2017年05月03日

5月5日は端午の節句 しきたりとともに、思い出に残る休日に

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 昔から端午の節句では、こいのぼりを立て、武者人形を飾り、ちまきやかしわもちを食べてお祝いしてきた。現在、5月5日は「こどもの日」で国民の祝日。古いしきたりとともに、子どもにとって思い出に残る休日にしたいものだ。

お祝いの仕方

 それぞれの家や地方によっても異なるが、五月人形・こいのぼりを飾る、ちまき・かしわもちをいただく、しょうぶ湯に入る、などがある。飾りは、一夜飾りは避け、1~2週間は飾るようにする。
 男の赤ちゃんが初めて迎える初節句では、親族総出でお祝いの膳を囲み、盛大に祝われることも多い。膳も特に決まりはないとされる。武者人形などの飾りを母方の実家から贈るというならわしがあるが、現在は両家で話し合って分担するケースも多くなっている。友人や親族としてお祝いに招かれた場合、節句にちなんだ人形やおもちゃ・お菓子、または現金などを贈るのが一般的。

こいのぼり

 滝を登り天を駆ける龍になるという伝説にちなみ、鯉をかたどって高く掲げて男子出生を祝い、将来の出世の夢をたくすもの。江戸時代の武家が掲げたことが始まりとされている。

かしわもち

 江戸時代中期・徳川九代将軍家重のころ、江戸で生まれたとされる。カシワの葉は、新芽が育つまで落ちないことから「子孫繁栄」につながると縁起をかついでいる。

しょうぶ湯

 しょうぶ湯は、血行促進、保湿、解毒、殺菌、疲労回復、腰痛、内臓強化、神経痛を和らげる等の効果が期待される。サトイモ科の葉ショウブを空の浴槽に入れてから42度程度のお湯を張り、香りを高めてから温度調節し、じっくりと入る。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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