2017年08月02日
6・7日 夏の夜の風物詩、日本3大火祭りの一つ 山口七夕ちょうちんまつり

▲幻想的な炎のトンネル

▲ちょうちんツリー

▲西京橋付近でのよさこい披露
実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)
紅の炎で山口市の夏の夜を染め上げる「山口七夕ちょうちんまつり」が、6日(日)と7日(月)、市中心部をメーン会場に開かれる。“静”(紅ちょうちんが作り出す幻想的な炎のトンネル)と“動”(勇壮な山笠、みこし、よさこい)とで彩られるこの催しは、秋田の「竿灯」、青森の「ねぶた」と並ぶ「日本三大火祭り」の一つにも数えられている。もともとは、大内氏26代盛見が、祖先の冥福を祈るため笹竹の高灯籠に火をともしたのが、いつしか庶民の間に広まったと伝えられており、約600年もの歴史がある。交通規制や駐車場などは、公式ウェブサイト(http://y-chouchin.jp/)を参照のこと。
6・7日
同祭りの代名詞とも言える「ちょうちん笹飾り」は、中心商店街、一の坂川交通交流広場(山口市中河原町)、一の坂川沿い(御局橋~千歳橋)で、午後6時半から9時半まで。アーケード内でろうそくに火がともされるのは、全国的に非常に珍しい。
人の背丈ほどのミニちょうちんツリーは、交通交流広場とほたる広場(山口市米屋町)に設置。これらには、短冊に願いを書いて飾りつけができる。受付開始は午後6時。
一の坂川交通交流広場では、山口商工会議所青年部が子ども向けワークショップを開催(詳細は下の広告を参照)。同部による「ちょうちんツリー」も2日間飾られる。
食べ物・飲み物が購入できる「レストコーナー」は、同広場に4店、隣接する亀山公園ふれあい広場(山口市中河原町)に20店が並ぶ。
6日
亀山公園ふれあい広場特設ステージ、パークロード、県道204号線(山口市西京橋付近)の3会場を舞台に、午後5時半から「DANCE WAVEやまぐちMINAKOIのんた」が開催。約40団体が、勇壮な太鼓やよさこい、ダンスパフォーマンスで、祭りを盛り上げる。
「つながる大殿七夕ちょうちんの灯」は、午後6時からの「大内氏歴代御神霊なごめ祭り」から始まる。歴代大内氏を、築山神社(山口市上竪小路)で慰霊。続いて6時40分から八坂神社(同)で火打ち石での「火起こしの儀」があり、採火された火をちょうちんに分灯。境内と各町内には、約1400個の紅ちょうちんが並ぶ。また、山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路)では、縁日や和楽コンサートが8時半まで楽しめる。
この日は、湯田温泉街でも祭りが開催。湯の町通りと中也通りにちょうちん笹飾りが出現、中心部同様に紅ちょうちんのトンネルが楽しめる(午後6時半~9時半)。さらに、ミニツリーも錦川通りにお目見え。短冊の飾り付けができる。
7日
亀山公園ふれあい広場の特設ステージでは「yab舞楽祭2017」が、午後7時から9時半まで開催。出演は、天雅会(雅楽)、Kダンススクール(ヒップホップ)、スタジオF(ダンス)、ma★naと愉快な仲間達(フラダンス)、フローレスデュオ(ペルー民謡)。
「山口十境詩」に彩られた提灯山笠と、約150個のちょうちんで飾られた提灯御輿3基の巡行は、8時から約1時間。パークロードと県道204号線を練り歩く。
「山口七夕ちょうちんまつり」は、台風5号の接近に伴い悪天候が予想されており、安全確保、事故の未然防止のため6日(日)のみの開催となりました。
なお、6日(日)においても、台風の規模により、イベントを一部変更する場合もあるとのことです。
なお、6日(日)においても、台風の規模により、イベントを一部変更する場合もあるとのことです。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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