サンデー山口

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　これまでの約38年間は、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県を管轄する九州財務局管内で過ごしてきた。初めて、関門海峡を越えて勤務する。
　2016（平成28）年4月に発生した熊本地震の際は、公共土木施設の災害査定立会業務も担当する理財部主計第一課長だった。現場の被害を目の当たりにし「危険な場所の審査もあったが、安定した暮らしを取り戻すため、緊張感を持って早急な業務に努めた」と振り返る。
　初めての山口では、地方公共団体の国への「相談窓口」となる「地方創生コンシェルジュ」も兼任。「地域に溶け込んだ仕事を続け、山口発展のお手伝いをしていきたい」と意欲的だ。
　趣味は、オートキャンプや釣りなどアウトドア全般。「三方を海に囲まれた山口だからこそ、釣りに行くのが楽しみ。涼しくなったら出掛けたい」と笑顔を見せる。

1961（昭和36）年1月、鹿児島市生まれの56歳。1979（昭和54）年に九州財務局（当時は南九州財務局）に入局。以来、同局管内の総務部、理財部、鹿児島財務事務所などで勤務。7月1日、中国財務局山口財務事務所長に就任した。