サンデー山口

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　歴史薫る秋の街並みを、ゆっくり歩いて楽しめる恒例の催し「アートふる山口」が、10月8日（日）午前10時から午後4時まで、一の坂川・竪小路一帯で開かれる。今年で22回目。ボランティアによる実行委員会（畑谷友幸委員長）の主催。
　イベントの中核は「おもてなし館巡り」（小さな美術館）。民家、商店、飲食店など65カ所が、「見るアート」「買うアート」「食べるアート」「体験アート」の手作り会場に変身。写真、骨董品、工芸品、趣味の品々の展示、この日だけの特別飲食メニューの提供などがされる。今年は特に「体験」に力を入れており、ワークショップも多く開催される。Ｃ・Ｓ赤れんが、大殿地域交流センター、山口ふるさと総合伝承センターでも、ステージイベント等さまざまな催しが展開される。
　人力車は、亀山橋から琴水橋まで運行される。引き手の山本幸信さん（63）は、山口市菜香亭や市内のイベントなどでの引き手を1人で務めてきたが、この日で引退する。
　さらにエリア内では、「ジャパネスク～とどけよう花の力」（山口市菜香亭）、「山口みどりのフェスタ」（一の坂川交通交流広場）、「お寺でコンサート」（法界寺）、「シルバーフェスタ」（しあわせプラザ）などの関連イベントも。
　イベントの詳細は、当日会場で配布されるガイドマップを参照のこと。会場内を巡る「謎解きまち歩きラリー」をクリアすれば、「おみやげ」ももらえる。問い合わせは、大路ロビー（山口市大殿大路、TEL083-920-9220）へ。