サンデー山口

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スポーツ性にも富んだ社交ダンスは高齢者の“特効薬”

　ワルツ、タンゴなどペアで踊る社交ダンス。60代で始め、美しい姿勢を保つ阿部秀雄さん（80代男性）に、その魅力を聞きました。

　すべての公職を退き、盟友に誘われ、訪れたスナックで甘美な曲に合わせて踊ったブルースがきっかけで、ダンス教室に通い始めるようになりました。現在、ミキダンススタジオの美人で優しいオーナーのもと、86歳最高齢の生徒として週2～3回レッスンを受け、年相応の踊りに磨きをかけています。お陰でボールルーム種目もラテン種目も一通り踊れるようになり、この年でも真っ直ぐな姿勢で華麗な踊りを披露する自信がつきました。家族全員がこの趣味を応援してくれ、家庭も円満です。スポーツ性にも富んでいる社交ダンスは、高齢者の健康維持に最適な“特効薬”です。