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2019年02月15日

コンサートや多彩な企画展示も 2月18日、中原中也記念館25周年

コンサートや多彩な企画展示も 2月18日、中原中也記念館25周年

コンサートや多彩な企画展示も 2月18日、中原中也記念館25周年
▲「中也くん」スタンプの一つ

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 湯田温泉に生まれた近代詩人・中原中也(1907~1937)。1994(平成6)年2月18日、中也の生家跡に建設された中原中也記念館(TEL083-932-6430)が開館25周年を迎える。2月20日(水)からの年間テーマ展示を皮切りに、さまざまな記念事業が実施される。

 開館25周年記念事業は、2月20日からの年間テーマ展示「四季詩集-中也とめぐる春夏秋冬」(2020年2月11日まで)で開幕。2月23日(土)午前10時からは同館中庭でもちまきがあり、シールのついたもちを取った人は記念館オリジナルグッズがもらえる。午後1時半からは詩人の渡辺玄英さんと「季節」をテーマに詩を創作するワークショップ(要事前申し込み)も開かれる。
 7月5日(金)には “詩と音楽のコラボレーション集団”「ボイススペース」による中也の詩を題材にしたコンサートが市民会館で開催。8月下旬には、特別企画展「富永太郎と中原中也」会期中に、資料修復家・秦博志さんの「トーク&ワークショップ」も開かれる。秋以降は、美術家・ムットーニこと武藤政彦氏による中也の詩を題材とした初公開の新作を含む「自動人形からくり箱」の作品展(9月26日~11月24日)、中也をモチーフにしたキャラクターを中心に漫画家・清家雪子氏の作品世界を紹介する「『月に吠えらんねえ』の世界」展(11月27日~20年4月12日)も開催予定だ。さらに、25年の展示を振り返る企画や、ウェブサイト上で閲覧できる映像展示アーカイブの開設も。
 25周年を記念したオリジナルグッズもお目見え。20日からは詩の一節を入れた鉛筆やタオルハンカチなどが、4月末にはオリジナルキャラクター「中也くん」の無料通信アプリ「ライン」用スタンプ(24個セット、120円)も発売される。

記念館の成り立ち

 中原中也の生家は、1972(昭和47)年に火災のため茶室と蔵を残して焼失。中也自筆の原稿や遺品などは実弟の中原思郎さんら遺族の決死の作業により運び出され、以後大切に保存されていた。
 これらが散逸してしまう前にと、山口市は1990(平成2)年に同館建設を決め、1992(平成4)年度に設計案を全国公開コンペとして公募。479点の中から最優秀に選ばれた宮崎浩氏が設計を手がけた。館内は常設展示・テーマ展示・企画展示の3部構成で、書籍や映像、音楽で中也に親しめるコーナーもある。山口線で使われていた枕木を一部敷き詰めた中庭にも、中也の詩などが展示されている。
 開館を契機に創設された「中原中也賞」は若手詩人の登竜門ともいわれ、9日に開かれた選考会で第24回の受賞作に兵庫県在住の国語教員・井戸川射子さんの母の死をテーマにした詩集「する、されるユートピア」が選ばれた。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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