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2019年03月09日

「平成」の山口市を振り返る⑪ 「平成11年」に本紙が伝えたこと

「平成」の山口市を振り返る⑪ 「平成11年」に本紙が伝えたこと

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 2000年問題や「だんご3兄弟」の大ヒットが話題となった1999(平成11)年、(合併前の旧)山口市は市制70周年を迎えた。さまざまな記念事業が開催された一方で、3月31日に市営バスが56年の歴史に幕を下ろした。本紙では、廃止に反対する市民の署名運動やシンポジウム開催などの動きを追いつつ、4月1日付「市民の足、きょうから民営 防長交通が7路線43系統を継承」で次のように伝えた。「ピーク時の昭和37年には年間延べ1千万人の利用者があった。しかし、その後はマイカーの普及に押され(中略)四次にわたって市自動車運送事業経営審議会に経営改善を諮問し、再建策を模索してきた。しかし、ついに万策尽きて昨年の12月定例市議会で市営バス廃止が正式に承認された」。
 1998(平成10)年8月の弊紙創刊20周年記念で募集した「地域の街づくり論文」優秀作者4人による座談会を1月1日付に掲載。福祉・文教面の強化や色彩を重視した景観整備、自然・歴史・人材等の「財産」活用、中核都市づくりへの提言などが熱く語られた。
 街づくりの視点では、「一の坂川河川再生事業 亀山橋~西京橋間今秋着工」(1月15日付)「『湯田温泉21世紀フォーラム』初会合」(7月15日付)「市中心市街地活性化まちづくり推進協設立」(11月7日付)なども報道。また、「台風18号大暴れ 市南部は大打撃」(9月29日付)「鳴滝の岩盤崩落事故」(10月13日付)では、市民の生活への影響を伝えた。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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