アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 70人

店長情報 トップページ
店長情報

2019年03月20日

ここは扇の国

ここは扇の国
▲「舞踊図」(部分)サントリー美術館蔵

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 今日から「扇の国、日本」展が始まる。
 今も日常生活のなかで使われている扇は、千年以上も前の日本で発明された。それは凉をとる以外にも、多様な働きと意味を担わされてきたもののようだ。
 たとえばご神体や仏像のなかに納められた扇。それは神仏と人とを結ぶ呪物だったという。また、日輪と月輪を表裏に描いた軍扇。総大将が扇を翻すことで日時を進め、悪日を吉日に転じさせる機能を帯びていたらしい。
 個人の持ち物としての扇は、持ち主の趣味と教養が一目瞭然となってしまう装身具でもあった。しかしそれほど趣向を凝らして作られながら、はかない使い捨ての道具でもあったという。その多様な意味と機能の理解は、なかなか一筋縄ではいかない。
 本展では、扇そのものの他、扇をモチーフにした絵画、着物、陶器などの作品によって、千年の間使い続けられている扇の不思議と魅力を、さまざまな角度から紹介する。
山口県立美術館副館長 斎藤 郁夫


同じカテゴリー(サンデー美術館)の記事画像
中庭《県美の森》
下瀬信雄展
No.253 ふたつの写真展
扇の国、日本
コレクション展 シベリア・シリーズⅢ
開館40周年
同じカテゴリー(サンデー美術館)の記事
 中庭《県美の森》 (2019-07-17 00:00)
 下瀬信雄展 (2019-06-19 00:00)
 No.253 ふたつの写真展 (2019-05-15 00:00)
 扇の国、日本 (2019-04-17 00:00)
 コレクション展 シベリア・シリーズⅢ (2019-02-20 00:00)
 開館40周年 (2019-01-23 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)サンデー美術館
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。