2019年02月16日
No.129 教えて!あなたのハマリもの

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動きや表情が伝わってくるような
心安らぐワイヤー&コルクアート
針金一本で小物や線画が作れるワイヤーアート。シェフ業の傍ら制作にハマる吉川恵昭さん(60代男性)に、その魅力を聞きました。
2年ほど前、娘からワイヤークラフト作品の写真を見せられて初挑戦。意外と簡単で、それ以来時間があるときに作っています。
何を作るかはその時々の閃きを大事に、心がほんわかするような作品をいつも目指しています。ワイヤーを切って曲げるだけの手間いらずで、生活に役立つ雑貨も作れます。作る過程も飾るのも楽しめるのが魅力。コルクとワイヤーを組み合わせた“コルクアート”に発展し、これまで300体以上を作りました。その一部は経営する「レストランシェフ」店内に飾っており、ひと声かけてくださったり、撮影して帰る人もいて嬉しいです。
2019年02月09日
No.128 教えて!あなたのハマリもの

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秋芳洞の測量や観察は「地球の芸術」を見るようで感動します。
山口大文化会に所属し、秋芳洞の測量などを行う洞穴研究会。現在会長を務める木寺航大さん(20代男性)に、その魅力を聞きました。
山口大へ入学して間もない頃、サークル紹介で洞穴研究会のビラを見て「非公開の洞窟が見られるかも」と興味を抱き入会しました。
秋吉台洞窟の学術的調査を主な目的として活動しています。調査日以外は体育館の屋上を使った昇降訓練や筋トレなどの体力づくりもします。現地へ行くと50メートル以上の竪穴を登ることもあるので、弱音を吐けない分、心身ともに鍛えられます。
実際、洞窟に入ると人間のなせる業を超えた自然の美しさに圧倒され、「地球の芸術」とでも言うべき姿に息を飲みます。前人未踏の地が多いと聞く秋吉台の未知の空間をいつか調査してみたいです。
2019年02月02日
No.127 教えて!あなたのハマリもの

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縦の糸と横の糸、出会いや思いも組み合わさって仕立てあがります
古くなった布を細かく裂いて織り上げる裂き織り。反物を織り、洋服に仕立てる山下富美江さん(70代女性)に、その魅力を聞きました。
約30年前、織り物をしていた叔母に教えを請うたところ、「あなたは良い師に出会うでしょうから教えられない」と断られました。それから二十数年後、阿知須いぐらの館で裂き織りを教えておられる実村良美先生と出会い、毎月手ほどきを受けています。
叔母の着物と母の着物を裂いて糸状にし、新たな布が生まれた時はうれしかったですし、入院中の夫を心配する日々を送った時も、裂き織り作業に没頭することで乗り越えられました。
洋裁好きも手伝って、織った反物をコートやベストに仕立て、大好きな家族に着てもらうことが今の私の喜びです。
2019年01月26日
No.126 教えて!あなたのハマリもの

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育児、家事、運転しながらエフエム山口聞いています。
山口県の民放エフエム局「エフエム山口」。番組聴取にハマる古川真里さん(30代女性)に、その魅力を聞きました。
子どもが小学1年生になった時、朝の準備と並行して情報が入手できるラジオを聞くようになり、今ではメッセージも投稿するリスナーです。
ラジオの魅力は、人の温かみを感じることができたり、番組に参加できる親近感や予測できないドキドキ感があることです。主に声を使った伝達方法は、普段の話し方の勉強になりますし、家事、育児、運転中に聞くことができるのも大きな魅力です。
パーソナリティーの大和良子さんがDJを務める番組「コージネス」が大好きで、大和さんのファンクラブにも入会。ファンミーティングの日は、私の“充電日”です。
2019年01月19日
No.125 教えて!あなたのハマリもの

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下関市発祥の横浜DeNAベイスターズが「ほっとけない」
今年創設70周年を迎える横浜DeNAベイスターズ。山口市内後援会会長の高橋克行さん(50代男性)に、応援する理由などを聞きました。
この球団の魅力は、つい気になる「ほっとけない」ところ。豪快に勝ったかと思えば、翌日には完封負け。浮き沈みが激しく、目が離せません。
わたしが3代目会長を務めている山口市後援会「長州星山会」は、山口県から誕生したプロチームを応援しようと、1997(平成9)年に設立。球場・テレビでの観戦や、チーム談義に花を咲かせる飲み会などを開いています。球団発祥地・下関市の後援会とも交流しており、彦島八幡宮での優勝祈願祭にも毎年参列します。
3月10日には下関市で、球団創設70周年を記念してのオープン戦があります。応援に行くのを、今から楽しみにしています。
2019年01月12日
No.124 教えて!あなたのハマリもの

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身近なモノで身近なことへの感謝を筆文字に。幸せが広がります。
友人への感謝、美味しい食事への感謝など、筆文字で「ありがとう」を伝えている大島夕起子さん(50代女性)に、その魅力を聞きました。
3年前、「24時間テレビ」に出演された筆文字アーティスト西村敏昭さんのワークショップに参加したことがきっかけで筆文字にハマりました。
特別なルールはなく、筆を使ってハガキに感謝の気持ちをつづります。たとえば、友人と会った翌日に「幸 一緒にすごしてくれてありがとう」としたためて送る、レストランで食事をした後に「美味しかったです。ありがとう」と書いて渡すなどです。篆刻印はゴムに彫り、彩色は色ペンや木の葉、テープなど身近にあるものを使って施します。
感謝の気持ちを相手に伝えると、幸せが増幅して自分に返ってくるような気がします。
2019年01月05日
No.123 教えて!あなたのハマリもの

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緊急車両が大好き!
消防出初式が楽しみです。
消防車、救急車などの緊急車両にハマり、消防署見学をする弘島尚昭さん(40代男性)と瑶大くん(2歳)に、その魅力を聞きました。
消防車、救急車、パトカーなどのおもちゃをきっかけに2歳の息子は緊急車両に興味を持ち始め、各車両が発するサイレンの音を真似しています。実物の車両を見せてやりたいと搭乗体験ができるイベントに参加したり、時には消防署へ行って車両を見学させてもらっています。隊員の方はとても親切で、車両の特徴など丁寧に説明してくださいます。息子は「おおきいね。すごいね」と目を輝かせ、あす1月6日開催される山口市の消防出初式も楽しみにしています。
成長とともに防火意識を高めたり、救急車の正しい使い方や交通ルールなども教えていきたいと思います。
2018年12月22日
No.122 教えて!あなたのハマリもの

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忙しい毎日だからこそ、心を落ち着けるための時間を持つ
約500年の歴史を持つ古武術の抜刀術、居合にハマっている片岡貞継さん(40代男性)にその魅力を聞きました。
剣道の経験があり、歴史や剣豪小説も好きだったことから、居合にも興味がありました。約10年前、知り合いの経営者の方の演武を見る機会があり、体も鍛えたいと思って入門しました。
居合は激しい打ち合いや動きが無いため、年齢問わず、いつでもどこでも稽古できます。10分でも「型」と呼ばれる所作をすることで、忙しい毎日でも自分と向き合い、雑念を払って心の悩みなどをリセットする時間を持つことができ、思考がすっきりします。
目標はいつか八段に昇格すること。毎年1月に広島の厳島神社で行われる奉納演武に向けて、稽古に励もうと思っています。
2018年12月15日
No.121 教えて!あなたのハマリもの

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エアコンとは断然違う自然の炎。一家団らん暖房器具の薪ストーブ
包み込むような温かさが家全体に広がる薪ストーブ。様々な効果を実感する岡崎誠治さん(30代男性)に、その魅力を聞きました。
仕事でうかがったお客様の自宅で見せてもらった薪ストーブ。以来興味を持ち、リビングに薪ストーブを据えた念願の我が家が今年10月末に完成しました。
幼い我が子の危険を考え、大工の私の父親が専用ストーブガードを作ってくれ、自然の炎のゆらめきとじんわりとした暖かさにほっこりしています。
自家製プリンや焼き芋など、直火でじっくり温めた美味しい料理も味わえます。
さらに薪ストーブの話題からお客様とのコミュニケーションの輪が広がったり、人が集まる場になったり、空気だけでなく、人の心も温める暖房器具のようです。
2018年12月08日
No.120 教えて!あなたのハマリもの

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「声に出して読むことが好き」ただそれだけです。
声で作品世界を表現する朗読。長年朗読を続け、普段の話しぶりも凛として美しい矢田礼さん(80代女性)に、その魅力を聞きました。
朗読を始めたきっかけとして明確なものはありませんが、昔から「声に出して読むことが好き」ただそれだけです。
以前は山口県立点字図書館で音声訳をしたり、収録した音声の往復で学習を進められるNHK通信添削講座を受講したこともあります。現在は山口市中心商店街のカルチャーセンターで、元TYSアナウンサーが講師を務める講座「楽しい朗読」に通っています。
朗読は単に文字を音声化するだけでなく、作者の意図することを解釈して作品世界を声によって届けます。作品を介し、読む人と聞く人によって成り立つという奥行きの広がりも魅力です。