サンデー山口

　近ごろ「面白い！」と思ったことを書いてみます。私の物事の評価の基準は「面白い」かどうか。最大の賛美は「ウワー、面白い！」です。知識のない私は、新しいことを知ることが「面白い」ことにつながります。
　中国ではピラミッドのことを「金字塔」という。この言葉は、形が「金」という字に似ていることからつけられた異称で、その意味から日本では「不滅の業績」という意味に使われます。
（〈手にとるように世界史がわかる本〉から）
　ある評論家が随筆に「子供の時、ひらがなより、漢字の方を早く覚えた。なぜならば、漢字の成り立ちには意味がある」と書いていました。それではと「漢字に封じこめられた意味の謎」という本を取り出して「面白い」ものを探してみました。
○「嚊」カカア・鼻の字が含まれるのは女房が鼻に付くから。
○「丼」ドンブリ・中国では古くは井戸を丼と書きました。水中に石などを投げ込んだ時の音「タン」を表しています。
○「鶴」ツル・鶴という字は鳥と　からできています。　に白いという意味があり、白い鳥で鶴。
　ヒトの起源は、20万年前のアフリカで誕生した新人で、10万年前に欧州に渡ったとされる。現代人は全てその子孫である。　
　（２月末の新聞から）
　ジャワ原人、北京原人、ハイデルベルグ人、ネアンデルタール人は絶滅したらしい。一人のイヴが世界の母なのだ。世界は皆兄弟というのは本当らしい。ウワー、面白い！