2003年07月17日
バーゲン
7月もまだ中旬なのに、早くも商店街では洋服の夏物バーゲンが始まっている。それものっけから50%引きなんて商品もある。チラシに魅せられて出かけた。店のウインドーの中に、ライトを浴びて洋服を着て立っているマネキンのなんと細い体! 洋服の一番きれいな形を見せようと思うとマネキンのようなスタイルになるのだろう。私なんぞは自分の体を思い出して気後れがする。
A店のウインドーに、内臓なんかないような細いマネキンが銀灰色のプリーツスカートをはいてしなを作っていた。その色と風にそよぐようなラインが気にいって無謀とは思ったけれど、店員さんに「あのスカートちょっと見せて下さい」と言った。そして、小さい声で「多分はいらないと思いますが…」と続けた。
すると店員さんは、私の体をちらりと眺めて「ちょっとはいてみて下さい」とにこやかに言った。さっきの一瞥で私のサイズをみたのだろうけれど、私は相当着やせする。私は首をかしげながら試着室ではいた。
ウエストが10センチばかり足らない。それでも腹にぎゅっと力を入れてへこませて(50代も後半になると腹のぜい肉は油で柔らかいので肉を上下に分断することはできる)なんとかはいった。けれどプリーツは全部立って、タイトスカートのようになってしまった。風にもそよがない。デザイナーのめざしたラインは大崩れ! 店員さんは私の姿を見て、「失礼しました」とうつむいて言った。
50%引きなのに!
A店のウインドーに、内臓なんかないような細いマネキンが銀灰色のプリーツスカートをはいてしなを作っていた。その色と風にそよぐようなラインが気にいって無謀とは思ったけれど、店員さんに「あのスカートちょっと見せて下さい」と言った。そして、小さい声で「多分はいらないと思いますが…」と続けた。
すると店員さんは、私の体をちらりと眺めて「ちょっとはいてみて下さい」とにこやかに言った。さっきの一瞥で私のサイズをみたのだろうけれど、私は相当着やせする。私は首をかしげながら試着室ではいた。
ウエストが10センチばかり足らない。それでも腹にぎゅっと力を入れてへこませて(50代も後半になると腹のぜい肉は油で柔らかいので肉を上下に分断することはできる)なんとかはいった。けれどプリーツは全部立って、タイトスカートのようになってしまった。風にもそよがない。デザイナーのめざしたラインは大崩れ! 店員さんは私の姿を見て、「失礼しました」とうつむいて言った。
50%引きなのに!
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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