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2005年02月16日

大雪の日のこと

 月初めの2日、3日と降った雪は、近年にない大雪でしたね。我家のブロック塀の上に、ロールカステラを半分に切って伏せた形で積もっている雪を計ってみたら、19㌢ありました。玄関から市道に出るまでに3㍍ばかりあるのですが、そこは誰も通らないので真っ白でフカフカ。歩くと長靴がズボリと入りこみ、私はヨタヨタとなりドスンと倒れてしまい、顔も頭も全部真っ白になってしまいました。
 お昼過ぎ、近くのスーパーまでボタボタという様子で、降りしきる雪の中、買い物に行きました。市道は車が通るので真ん中辺りはもう雪がありません。車が走り去る度にジャーという音がして、融けた雪が飛沫になって歩道のまだしっかりと形のある雪の上にボソボソという鈍い音で飛んできます。そこは、しばらくするとシャーベット状になり、歩くとジャリジャリという音を立てます。足の裏にツンツンという刺激があって気持ちいいです。
 雪のことを書くとどうして擬音、擬態語が多くなるのでしょうか。ここまでに、フカフカ、ズボリ、ヨタヨタ、ドスン、ボタボタ、ジャー、ボソボソ、ジャリジャリ、ツンツン。「雪」という漢字を辞書で引いてみると、“象形文字。空から雪片が舞い落ちる形”とあります。舞い落ちる形は刻々変化するし、人により様々な形に見えますから、何かに仮託するしか雪を現すことはできないのでしょうか。どのような言葉や音があの日の大雪の風景を伝えることができるのでしょうか。だって、ガーンとすごかったですもの。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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