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店長情報

2007年07月21日

上品・下品

 「下品なことやめなさい」とAさんが私を叱責した。
 初夏の夕、気のあう仲間と中華料理の円卓を囲んだ。しゃべり疲れ、満腹になり、そろそろきょうの会も解散となる頃、卓上にはまだ料理が沢山残っていた。平均年齢70歳の女性5人のグループなので、料理の注文は随分差し控えたつもりだったけれど残ってしまった。私は中華料理の時は、必ず残るものと経験上知っていたのと、親しい仲間だけということもあり、残った料理を持って帰るための容器を持参していた。
 「入れてもいいかなぁー」と言いながら、容器をテーブルに出した時、 Aさんから注意された。するとBさんが「この残った料理を見て、初めてもったいないので持って帰ろうと思ったのなら下品じゃないけれど、最初から容器を持ってきているのは下品なことよ」と言った。すかさずCさんがバッグの中から器を出して「これみな捨てられるのよ。もったいないじゃないの」と詰め始めた。
 本の中で品が論じられていたのを思い出した。中国の一流ホテルで戸を開けてトイレを使用すると下品だが、田舎のトイレで戸がないとできないと言うのは下品だ、とあった。郷に入っては郷に従えだ。さて、中華料理の持ち帰りは、どうなんだろうか。最後はみんなで考えこんだ。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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