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店長情報

2008年10月24日

稜線

 市内中園町の山口情報芸術センターの入館者が開館以来400万人を超えるに至った。
 同センターはこのほど神奈川県立近代美術館などと共に公共建築協会による第11回公共建築賞を文化施設部門で受賞している。全国128施設の中から選ばれたもので、もちろん山口県内では初の受賞だ。
 渡辺市長は「開館5周年の節目に公共建築賞の受賞と入館者が400万人に到達してうれしい。幅広い市民の利用施設となっている」と話し、足立館長も「これからもセンターから発信されるブランドが、多くの人々に利用され親しまれるようにしたい」と意気込む。
 2003年のオープンに至るまでには市内の団体や一部の市民グループからメディアアート事業に対し批判と反対の意見も起きて紛糾し、見直し過程で工事が中断したこともあった。
 思い起こす、県央中核都市づくりシンポジウムで講演した山本寛斎氏が 「私は山口に時代の最先端をゆく文化施設が出現するので2度自費で見学に来たが、国際感覚に溢れ新時代的内容におどろいた。これは新しい世紀を見通した施設で山口はここから元気になる、しなければならない」と。
 足もとからの未来思考が街をつくる。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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