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2009年10月07日

「今」を考える博物館資料

「今」を考える博物館資料 

先日、大学生に収蔵資料である手廻し蓄音機の解説をしていると、「コンセントはないのですか?」と聞かれ、はっとしました。
 電気を蓄え、取り出す装置である電池は1800年にボルタによって発明されていました。その後、電磁気学についての研究が進み、20世紀に入ると電磁気学は大きな応用の時代を迎えました。それまで人力や水力、熱機関で動かしていた多くのものは電化し、さらに真空管やトランジスタの発明により、電化した製品は大きく姿を変えていき、私たちのまわりには多種多様な電化製品であふれていき、私たちは何気なく電力を消費しています。
 現在、環境への配慮やコスト削減のため、電力の消費のあり方も見直されてきており、環境に優しいエネルギー源や低消費電力の電化製品の研究・開発も盛んに進められています。博物館資料は、何気ない電気の利活用を考えるきっかけになるのかもしれません。

県立山口博物館学芸員 漁 剛志


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おもしろ小箱
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