アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 87人

店長情報 トップページ
店長情報

2010年01月15日

稜線

 さる1月5日山口商工会議所恒例の新春互礼会で、中野会頭、渡辺市長共に今年は大内氏による山口開府650年に当たるとあいさつで述べた。
 東京堂版「日本地名辞典」には山口市について次の記述がある。
  『山口は先史遺跡の分布が多く1360(正平15)年大内弘世が居館を大内御堀から七尾山麓一ノ坂川扇状地に移して市街区を造成以後「西の京都」と呼ばれる所以となった。以後山口は京文化の構築は勿論、大陸・南蛮文化の移入によって特有の大内文化を熟成させる』
 また小学館版日本の歴史「躍動する中世」に『山口は大内弘世の時代に京都の祇園社と北野天神を勧請するなど都市の風致を整へ、その世系が百済の後裔であることから朝鮮との交易を行い日朝交流の基礎を築くなどして、防長のみならず豊前、筑前、安芸、石見にまで支配勢力を伸ばし1551(天文20)年山口で布教したサビエルは「日本国内ではすこぶる繁栄する城下で戸数一万戸以上」のレポートも現存する』とある。
 阿東町との合併により人口約20万となった県都は650年前の行政コンパスに劣らぬ21世紀型経済・文化の伸展を国際都市山口を視野に伸ばしてゆきたいものだ。(F)


同じカテゴリー(稜線)の記事
 稜線 (2019-06-28 00:00)
 稜線 (2019-06-21 00:00)
 稜線 (2019-06-14 00:00)
 稜線 (2019-06-07 00:00)
 稜線 (2019-05-31 00:00)
 稜線 (2019-05-24 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。