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2011年06月24日

稜線

 “山と水と二つの自然を損わぬ限り、その町はいつも美しくめぐまれている”作家大仏次郎の随想「水の誘惑」の一節である。
 昨今は河川環境と景観の保全が住民サイドからも強調されて行政側へと反映し、河川敷や堤防に遊歩道や小運動場を整備した川と市民の接点が近づいている。
 山口市内の佐波川、阿武川でも整備が進み、“ふるさとの川を美しく”のプロフィルも見せており、山口市以外の錦川(岩国)、島田川(光)、東川(周南)、厚東川(宇部)、木屋川(下関)など県内の各河川は市街地内の流域でそれぞれに町の顔として河川敷と共に整然としている。
 椹野川も湯田地区から山口湾までの流域は護岸も整備され河口に近い付近ではシジミ漁の風景すら見ることができる。
 しかし一の坂川や吉敷川をのぞいて旧市街区を貫流する椹野川本流の現状は河床に土砂が滞積して雑草が繁茂し、雨季の増水時にはビニール袋、空缶などの生活廃品が流着しており、これが山口市内各校に歌われてきた-椹野の流れ-とはほど遠い姿を見せている。
 先年の山口国体で当時の兼行市長は「山紫水明の地に」と歓迎のことばを述べた。さて今秋の国体では?(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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