アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 88人

店長情報 トップページ
店長情報

2011年07月22日

稜線

 カボチャの色素はカロチノイド、橙黄色(だいだい色)のものほどビタミンAが多いといわれ、各種のカロリー源をふくみ栄養的に理想食品でもある。
 阿知須特産のクリマサルは甘味が強くホクホクした食感が特徴で下関、周南など県下に出回りテレビニュースでも紹介され県外からの注文もあり人気を呼んでいる。
 カボチャは古くから九州でボウブラ、関西でナンキン、関東ではトウナスと呼称。一般的なカボチャはポルトガル人により東南アジアのカンボジアから伝来し訛ってカボチャになったといわれている。ボウブラはポルトガル語のアボブラからで、トウナスは唐(中国)のナスを意味し落語の唐茄子屋は、遊びすぎて勘当された若旦那がカボチャの苗売りをする咄が面白い。
 江戸時代中期の「和漢三才図会」(1712年)に南瓜(ぼうふら)で記述され「其ノ肉厚ク黄色、生ニテ食スベカラズ、厚皮ヲ切リ捨テタノチ湯デテ食ス、ソノ味ハ長芋ノ如シ」とある。
 室町時代後期の天文年間にポルトガル船により豊後(大分)へカボチャが渡来し、大友氏から豊臣家へ献上ともいう。
 クリマサルは97戸11ヘクタールで生産されるふるさとの味覚だ。(F)


同じカテゴリー(稜線)の記事
 稜線 (2019-06-28 00:00)
 稜線 (2019-06-21 00:00)
 稜線 (2019-06-14 00:00)
 稜線 (2019-06-07 00:00)
 稜線 (2019-05-31 00:00)
 稜線 (2019-05-24 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。