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2011年08月05日

稜線

 南西は沖縄のマングローブから北東は北海道のエゾマツまで、国土の70%近くを占める森林は自然保護と森林文化の生育が地震列島日本においては永遠のテーマである。先日、山口森林管理事務所の里見所長から「山口県の国有林」について卓話を聞いた。
 国連は今年を国際森林年と決め、森林管理に対する認識を世界的に昂めようとしている。
 山口県下にある国有林は寂地、滑山、長門峡、城山(岩国)、黒髪島、笠戸島の6カ所だ。
 山口市に関連するのは春のサクラ、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪渓と四季の渓谷美を実感する長門峡と、本州最西端のブナ林をもつ徳地地区の2500ヘクタール県下最大の滑国有林である。
 とくに滑山は800年前に僧重源により奈良東大寺再建の用材が切り出された史実が残り、樹齢300年を経た3本杉は林野庁の「森の巨人たち百選」にもなっている。また滑マツと呼ばれるアカマツの良材を産し、1965年の皇居新宮殿松の間に用材となった。江戸時代には毛利藩の藩有林として植栽されたモミの巨木も存在し、滑山モミ植物群落保存林となる。
 山口市の徳佐から徳地に及ぶ山林地区は広葉樹も多く四季のミドリの濃淡が美しい。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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