2011年10月21日
稜線
稜線 (2011年10月21日)
先日、SLやまぐち号で、湯田温泉駅から津和野駅までを往復した。その日は、往路が重連運転、復路がプッシュプル運転の日で、C57型1号機「貴婦人」とC56型160号機「ポニー」による“強力タッグ”を、存分に堪能できた。
79(昭54)年8月の復活劇から30年以上が経過しても、その人気は絶大だ。機関車2両による特別運転日ということもあったのだろうが、沿線や停車駅ホームは人、人、人だらけ。特に「撮影スポット」とされる場所では、カメラの長い放列が、どこにでも見られた。やまぐち号と並走して写真撮影するクルマ(撮影者は助手席)や、バイクに乗って撮影スポットへの先回りを繰り返す人もおり「この日の1往復だけで、いったいどれだけの数のシャッターが押されたのだろう?」と、自らも写真を撮りながら思ってしまった。
さて、車窓から外を眺めていて気付いた点が一つ。視界に入るすべての人がこちらの方を向き、それがみな笑顔なのだ。さらに、老若男女の隔てなく、感覚では8割以上が、こちらに対して手を振ってくれる。そして、乗車している側も、それに対してまた手を振り返す。どうやらSLには、周りの人たちを幸せにしてくれる魔法がかかっているようだ。(K)
先日、SLやまぐち号で、湯田温泉駅から津和野駅までを往復した。その日は、往路が重連運転、復路がプッシュプル運転の日で、C57型1号機「貴婦人」とC56型160号機「ポニー」による“強力タッグ”を、存分に堪能できた。
79(昭54)年8月の復活劇から30年以上が経過しても、その人気は絶大だ。機関車2両による特別運転日ということもあったのだろうが、沿線や停車駅ホームは人、人、人だらけ。特に「撮影スポット」とされる場所では、カメラの長い放列が、どこにでも見られた。やまぐち号と並走して写真撮影するクルマ(撮影者は助手席)や、バイクに乗って撮影スポットへの先回りを繰り返す人もおり「この日の1往復だけで、いったいどれだけの数のシャッターが押されたのだろう?」と、自らも写真を撮りながら思ってしまった。
さて、車窓から外を眺めていて気付いた点が一つ。視界に入るすべての人がこちらの方を向き、それがみな笑顔なのだ。さらに、老若男女の隔てなく、感覚では8割以上が、こちらに対して手を振ってくれる。そして、乗車している側も、それに対してまた手を振り返す。どうやらSLには、周りの人たちを幸せにしてくれる魔法がかかっているようだ。(K)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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