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2012年04月27日

稜線

 参道の楓並木が新緑となっている市内大殿大路の重要文化財「龍福寺本堂」が、文化庁によって2006年から5カ年をかけてこのほど修理復元が完成した。
 龍福寺は大内氏が滅亡したあと、防長二州の領主であった毛利隆元が、大内氏の遺徳を偲び第31代大内義隆の菩提寺として、1557(弘治3)年に大殿地区の大内氏館跡に建立した。
 しかし1881(明治14)年に火災で焼失したことにより市内大内氷上にあった興隆寺の釈迦堂を移築したが、中世の寺院建立の特色を維持していることにより文化財に指定されていた。
 このたび復元された本堂の内部は、内陣と外陣を仕切って脇陣を復元するなど創建時をよみがえらせている。
 またこれまで瓦ぶきであった屋根も桧皮ぶきに復元され、桧皮約2千5百束を要した。
 桧皮は古くからヒノキ、スギ、サワラ、などの樹皮の呼称で主としてヒノキが主用されており奈良法隆寺をはじめ京都の古寺院の屋根に葺かれている。また桧皮葺の技能者は奈良時代から桧皮師や桧皮大工と呼称されてきた。
 大殿大路には明治維新期の十朋亭も存在。
 山口の大路小路は史的街区である。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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