サンデー山口

　サンデー山口に掲載されていた“スカラ座映画券プレゼント”に応募して見事当選！　「アーティスト」―白黒＆サイレントで描き上げる、甘く切ない、感動の愛の物語―の券を手にした。なかなか観にいくチャンスがなくて、上映日の最後頃の雨の日の午後、一人で出かけた。上映時間になっても誰も入ってこない。最後まで一人だった。脚を組んでコーヒー片手にふんぞり返って観た。ハンサムなジャン・デュジャルダンに目を細めながら、気分は最高！　無料券の私一人の為にと思うと申し訳ない気持ちになった。満足な２時間３０分だった。感謝します。
　読みたい本があったので、図書館にメールで予約した。予約待ち人数を見てびっくり、２１２人！
　本の貸し出し期間は１４日間。単純に計算しても、約８年かかる…。　
　とっさの反応としては、８年後私は、生きてるかしら？　生存しているとしても、本が読める状態にいるだろうか？　８年といえば、今、生まれた子供が小学校に入学してしまう。すごい時間だ。本の順番が来ました、というメールを図書館からもらっても、思い出せるだろうか？　まあ、まだ７５歳だもの、大丈夫、進め！　ということで予約した。楽しみだ。
　２時間３０分と８年、いろんな時間を私は過ごしていく。