アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 88人

店長情報 トップページ
店長情報

2013年04月17日

観たい!

 第59回“日本伝統工芸展”が日本国内での巡回展示を終えた。東京を皮切りに3月17日広島県立美術館まで全国12個所で開かれた。金工で「日本工芸会会長賞」受賞の岡本佳子さんの作品“接合せ菓子器・輝響”が観たかった。岡本さんは、防府市にアトリエを構える作家。テレビでその作品を観て、銀や合金のその緻密な接合の美しさに魅せられた。ほぉー、とため息が出てくる。技術力の高さが迫ってくる。是非とも観たいと思っていたが風邪をひいてしまい、広島県立美術館には行くことができなかった。図録だけ美術館に頼んで送って貰った。
 図録の“輝響”は小さくて(約実物の4分の1)その魅力が十分に伝わってこない。残念だ。無理をしてでも観に行けばよかった。しかし、希望はある。岡本さんのアトリエは隣の市で近い。アトリエが開放されているのなら、訪ねて行きたい。
 “この作品では、きらきらと輝く木漏れ日の光が広がり、蓋には数条の波の線と、水の中の魚をイメージした取っ手をつけ、水辺の静かなひとときを見事にとらえた”図録解説
 日本工芸展609点の作品を観ていると、懐かしい優しい気持ちになってくる。この国に伝わる伝統こそ工芸の基礎になるもの、この国の心の故郷がそこにある。尊敬と憧れの目で図録を眺めている。


同じカテゴリー(おんなの目)の記事
 見事なびらん (2019-07-24 00:00)
 主題 (2019-07-17 00:00)
 バスが来たら (2019-07-10 00:00)
 居るよ、居る、居る。 (2019-07-03 00:00)
 きんと雲 (2019-06-29 00:00)
 本の海に潜って (2019-06-19 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。