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2013年08月23日

稜線

 山口情報芸術センター(YCAM)開館10周年を記念しての「YCAM10周年記念祭」。7月6日から始まった第1期も、残すところあと1週間(9月1日まで)だ。
 「アートと環境の未来・山口」をテーマに各種催しが展開されているが、なかでも中心商店街における展示は、これまで同施設とかかわりを持たなかった(YCAMにわざわざ足を運ばなかった)市民が気軽に接触できる場だ。山口から世界へ発信するメディアアートが、地元の人たちにどう受けとめられるのか…。
 17日(土)の午後、道場門前の「YCAMドミューン」「スポーツタイムマシン」、中市の「パブローブ」などをのぞいてみた。どの展示も素晴らしい内容なのだが、残念ながら会場は閑散としていた。さらに「YCAMドミューン」のもともとの開館時間は、平日が午後11時で週末は深夜0時までだったのだが、今月12日からは午後10時へと早められた。その一方で「とくいの銀行」には、200人以上が約540件の「得意」を預ける「盛況」だという。
 山口の人は「保守的」だと、よく評される。だが「変化」の激しいこの時代、常に未来を思考すべきだと思う。ならばこのような催しには、人があふれかえるような山口市でありたい。(K)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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