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2013年10月30日

“走り雨”

 久光良一氏から、俳句作家選集“走り雨”が届いた。
 久光氏は、57歳で退職し、郷里田布施町に帰り作句を始めた。田布施町には、山頭火のデビュー時代の句友であった江良碧松が創始した「周防一夜会」という伝統ある自由律俳句の会があった。久光氏はそれに入門し、それから現在78歳まで、一日三句作ることを目標に励まれている。ご出版おめでとうございます。
 句集から私の好きな作品を紹介します。( )内は私のつぶやき。
こうしてても飯どきになるばちあたり(何もしない日こそ腹が減る…)
あごを引いてわかれのしぐさとする(言わずともわかっています。大人ですもの)
連休だからって さてこの青空をどうする(行きたい所もないけれど、この空の青さ罪だよね)
生きるに飽き春にとまどい どっこしょ(春って、折角悟った心を無にする匂いを放ちますよね)
小さな余罪たくさん持ち生かされてる(余罪という積み木でできてます私)
飯食って薬食ってわたしのくらしの朝(久光さん、私も同じです。私は、それに昼寝がつきます)
 ねえ、素敵な俳句ばかりでしょ。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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