2013年11月20日
「貴婦人と一角獣」
6枚から成るタピスリー“貴婦人と一角獣”を国立国際美術館へ観に行った。
このタピスリーに最初に出会ったのは、10年前くらいだろうか、美術雑誌で見たのだ。印象は強烈だった。雑誌の印刷が良かったのか、まず、その色に惹かれた。地色の赤(朱赤とワインレッドを8対2の割合で混ぜたような色)と濃い緑から黄緑に至る様々な色で描かれた、木々の葉と草花の葉の数々。赤と緑、刺激的だった。
次は、6枚(一枚ごとに寓意が表されている。触覚・味覚・臭覚・聴覚・視覚・我が唯一の望み)に登場する貴婦人の顔や仕草。どこかで逢ったことがあるような懐かしい気持ちになってくる。彼女達のDNAが東洋の私にまで繋がっているかもしれない。人は思いがけないほど遠くに出かけ、すばらしい冒険をするものだ。中世の城でなにがあったのだろうか? 三番目は、タピスリーの貴婦人の両横に座る一角獣と獅子。二匹の獣がユーモラスで可愛い。
長年、憧れ続けてやっと出会えたタピスリーは、美術館の一室にずらりとかけられていた。一枚が高さ幅、それぞれ3メートル50センチ以上なのだ。壮観だった。約5時間美術館の中でそれ等を見詰めていた。
もうすでに彼女達はフランスに帰ってしまったが、いつの日にか、逢いに行きたい。
このタピスリーに最初に出会ったのは、10年前くらいだろうか、美術雑誌で見たのだ。印象は強烈だった。雑誌の印刷が良かったのか、まず、その色に惹かれた。地色の赤(朱赤とワインレッドを8対2の割合で混ぜたような色)と濃い緑から黄緑に至る様々な色で描かれた、木々の葉と草花の葉の数々。赤と緑、刺激的だった。
次は、6枚(一枚ごとに寓意が表されている。触覚・味覚・臭覚・聴覚・視覚・我が唯一の望み)に登場する貴婦人の顔や仕草。どこかで逢ったことがあるような懐かしい気持ちになってくる。彼女達のDNAが東洋の私にまで繋がっているかもしれない。人は思いがけないほど遠くに出かけ、すばらしい冒険をするものだ。中世の城でなにがあったのだろうか? 三番目は、タピスリーの貴婦人の両横に座る一角獣と獅子。二匹の獣がユーモラスで可愛い。
長年、憧れ続けてやっと出会えたタピスリーは、美術館の一室にずらりとかけられていた。一枚が高さ幅、それぞれ3メートル50センチ以上なのだ。壮観だった。約5時間美術館の中でそれ等を見詰めていた。
もうすでに彼女達はフランスに帰ってしまったが、いつの日にか、逢いに行きたい。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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