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2014年10月31日

稜線

 台風19号は日本列島を南から北へと縦断したが、山口県は本コースから少しはずれ、夕刻から激しい風雨となった。
 北太平洋西部に発生する台風は、平均30前後でそのうち日本列島に上陸するのは3・4個にすぎない。
 記録によると最も早い台風の列島上陸は1917(大6)年の4月15日で、遅い台風は1894(明27)年になっている。
 二百十日または二百二十日といわれるように、秋は台風被害のもっとも多い季節である。
 台風に伴う多量の雨は水害をひき起こし、気圧の降下と風力で海上では高潮となり、陸上では家屋の倒壊破損があって樹木や農作物などが被害をうけ、強風やフェーン現象による火災の発生にまで至ることもある。
 そのほか激しい降雨で河川の氾濫、地すべり、崖崩れなど風よりも更に大きい災害をみることもあって秋期にはことのほか前線の活動が早い。
 明治の中頃までの台風は野分(のわき、のわけ)と呼んだ。
 山野草を吹き分ける激しい風の意味で、夏目漱石の小説にも「野分」があるが現在では俳句の季語として残るだけになっている。
 台風は列島を過ぎるあたりから急速に衰える。(F)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)稜線
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