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2016年02月03日

お殿様の愛した防長の焼き物

お殿様の愛した防長の焼き物
▲鷹羽(鷹山)焼染付茶碗

 写真は、長府藩第11代藩主毛利元義が文政年間に平戸の陶工を招き、下関市前田の鷹羽山西麓で製陶させた鷹羽(鷹山)焼の染付茶碗です。高台内に江戸時代の「文政年製」の銘があります。
 防長(山口県)では、古来から各地で焼き物が盛んに作られてきました。背景として、原料となる陶土、粘土を多く産出し、燃料となる松材も豊富なことなどが考えられます。また、技術的にも大陸・半島の影響を受けて発展してきました。とりわけ16世紀末、豊臣秀吉の朝鮮出兵に出陣した大名たちが朝鮮半島から連れ帰った陶工たちによってさらに発展。江戸時代には諸藩が製陶を保護奨励し、焼き物は幕府・大名へ献上されました。こうしたことから山口県内各地には御用窯が多く開窯されています。これらの流れを汲む焼き物を、山口県埋蔵文化財センター展示室で開催中の山口県立山口博物館サテライト展示「これってなあに? 七つの物語展」で展示しています。この機会にぜひ御覧ください。
山口県立山口博物館 学芸員 荒巻 直大


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おもしろ小箱
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